先ずは、この四国R-14はホラー的要素を強くしようという、
(おそらく藤村監督の)意図のもと制作されているので、とても怖い印象を与えるのですが、
私が考えるところ、本来の嬉野先生の書いたストーリーって、もっと違っていたように思えるんです。
「もっと人間的なつながりを感じさせる、
人と人との関わり方をメインにしたストーリーではなかったのだろうか?」
本当に訴えたかったところはこうだったのではないか。とあくまで推測で今回書きました。
途中で出てくる女性(幽霊)に関しても、
これは『もっと、もっと面白くしてあげられるよ』と言う大沼の
ちょっとしたいたずらの一つだったのではないか?
だから、途中から女性に関して、大沼が一言も語らなくなった…。
初めから四国のVTRはR-14で終わっていたのに、その続きも、初めはちゃんとあった。
すべて初めから、今まで騙され続けてきた大沼が起こした、いたずらなんだと…。
このように考えていくと怖くないんですね。
よく、「あの女性はなんだったの?」と言うコメントを耳にするんですけど、
このように考えながら、次のストーリーを読んでもらうと「どうでしょう」。
すご~く長いですけど、読んでくれるとうれしいです。
(あくまで、リカ☆彡的ストーリーですので「ちがう!」とか言っていぢめないでね)